筆者は幼少期からゲームが大好きで、初めてゲーム機を買ってもらって以来20年以上数々のゲームにのめり込んでいました。
しかし、ある時に焦りを感じました。
ゲームでいくら時間をかけてレベルアップして上手になっても、現実世界では1mmも変わっておらず、むしろ周りに置いていかれる状況があまりに怖かったんです。
実際ゲームに夢中になっている時は気がつきません。さらに、オンラインゲームでは仲間と一緒に遊ぶので、交流の場所になっており寂しい気持ちすら湧いてきません。
でも、このままじゃダメだ。
この先何十年後も進歩していない未来があまりに怖いと思った時、大好きだったゲーミングパソコンを売却していました。
その後1年経過して感じたメリットや変わった生活をお届けしていきたいと思います!少しでも、ゲームをやめるきっかけになっていただければ、幸いです。
ゲームをやり続けた20年
Nintendo時代(幼少期〜)
幼少期の頃、初めて手にしたゲームボーイアドバンス。ポケモンのエメラルドが面白くて友達と一緒に遊んでいたのをよく覚えています。今思えば無邪気にやって一番楽しかった時期かもしれません。
その後、Nitendo DSが発売されました。タッチペンで遊ぶ2画面のハードに感動しました。スーパーマリオ64DSから始まり、Newスーパーマリオブラザーズ、マリオカートDS、どうぶつの森、星のカービィ、ドラゴンクエストモンスターズジョーカー、などプレイしてきました。
ある程度、クリアすると新しいソフトが発売されるので、ソフトを2つ売って、新しいソフトを1つ買うような生活をしていました。
SONY時代(小中学生〜)
中学生頃になると、やりたいゲームがNintendoからSONYへ移っていきます。何よりゲームの解像度が格段に上がり、より美麗なグラフィックで遊ぶゲームは病みつきでした。
PSPやPS3を購入し、モンスターハンター2ndG、鉄拳6、機動戦士ガンダムEXVS、など長時間プレイしていました。
特に機動戦士ガンダムEXVSは他のゲームと大幅に異なり、自宅で全国のプレイヤーと対戦出来ました。もちろん友達と遊ぶこともでき、プレイ時間が飛躍的に長くなり、睡眠時間がかなり短くなりました。
ソシャゲー時代(高校生〜)
高校生になると、スマートフォンを買ってもらい、友達同士で周回やレベル上げを頑張るようになります。
パズル&ドラゴンズ、モンスターストライクを皆で一緒にガチャを引いたり、ボスに挑戦したりするのは最高に楽しかったですね。クラッシュオブクラン、クラッシュロワイヤルにもハマってしまいます。
家庭用ゲーム機と違い、どんな短い隙間時間でも遊べてしまうので、簡単に依存してしまっていました。
また買い切りのゲームと違い常に新しい要素がリリースされるので、友達より早く良いキャラクターをゲットしたい、新しいボスを倒したいなど…より長期的に遊ぶようになりました。
ゲーミングパソコン時代(大学生〜社会人)
再び、オンラインゲームの時代がやってきます。もともと、ゲーミングパソコンすら知らなかった自分ですが、友達からFPSにキャラクター要素の強い「Overewatch」っていうゲームが発売されるらしいと聞きました。
初めは、全く購入する気もパソコンも持っておりませんでしたが、一度プレイ映像やPVを見ると興味が湧き、ゲーミングノートを購入してみます。
いざ、やってみると半端じゃない中毒性で空き時間のほとんどをゲームに充てていました。
マンネリ化してくると今度は「PUBG」というバトルロワイヤルゲームが発表されます。こちらも初めはあまり興味がなく惰性でOverwatchを続けていましたが、PUBGを購入してみるとあまりのハラハラ感とドンカツ達成時のドーパミンが凄すぎてこちらも無事にハマります。
ただ、PUBGはゲームの進行がかなりゆっくりで、時間がかかっていました。そのため、序盤で死んでしまうとチームの全員が終わるまで待機状態となります。その点を解消しつつOverwatchのようにキャラクター要素が強いバトロワ「Apex Legends」が発表されます。こちらは、死んでも仲間が復活させられる要素もあり、よりスピード感のあるバトロワへと進化しました。
Apexもやり過ぎて飽きてくると、また何やら新しいゲーム「VALORANT」がリリースされました。CSGOのような爆破系FPSにキャラクター要素の強まったゲームです。こちらは今までのゲームの中でも競技性が高く、テンポも最高でした。バトロワ特有の資源集めが無く、基本的に常に対戦に集中出来るゲームで正直一番面白かったです。今まで課金はほとんどしてこなかった筆者もこのゲームにだけは10万円以上の武器スキンを購入しています。それほど魅力的ですし、好プレーやエースを達成した時のドーパミンはこれまでのゲーム人生の中でもダントツでした。
軽く振り返ってみても、これだけの内容になってしまって驚きでした。それだけ、今までの人生の大半をゲームに費やしてきた事に歯痒い気持ちです。
ゲームをやめようと思ったきっかけ
ゲームをやってきて仲の良い友達や一緒に遊んだ思い出が出来た事自体はよかったと思っています。
しかし、現実世界で、ほとんど変わっていない事に気がつきました。
いくらゲームが上手くなっても経験していても現実世界ではレベル1のままで、何も変わっていません。その間にも周りの人は色んな人生経験を積んでいます。
やはり重かったのは、同年代の人の結婚です。さすがに、このままじゃいけないと思い知らされた瞬間でした。
そして、やめたい気持ちに後押ししてくれたのが海外のドキュメンタリー映像です。自分と同じようにゲームにどっぷり浸かってどうしようもない中、デジタルデトックスにより充実した生活を歩み始めた青年がとても羨ましく、自分も人を好きになって生活を充実させたいと思ったのが何よりのきっかけでした。
Amazon Primeで見れるのでよかったら見てみて下さい。
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ゲームをやめるために行動したこと
ゲームの売却
20万円以上のゲーミングパソコンを売却しました。もちろん、付属品や課金額など考えると倍の40万円以上は費やしたかもしれません。怖くて計算できなかったです。
でも、やめるのに売却が一番手っ取り早かったです。
ゲームにハマっていた過去の期間にも、控えるためにパソコンを片付けたりして一時的にやめる事はありました。ただ、長期的にはやめることが出来ず、むしろ反動でよくやってしまっていました。
そのため、物理的に物が無くなればやりたくても出来ない状況になるので、手放しましたが大正解です。
データの削除
ただし、強敵はスマホゲームです。何度かアプリを入れてしまって再び遊んでしまう事を恐れたので、アカウントのバックアップやクラウド保存を消してしまえば大丈夫でした。かなり心苦しいですけどね。
ゲームをやめたメリットと変化
時間
最大にして根幹のメリットになります。今まで1日の自由時間のほとんど注ぎ込んでいたゲームをやめると膨大な時間を使えるようになりました。といっても、学生時代とは違い社会人である場合は比率は少ないですが、それでも大きいです。
これから列挙するメリットはこの時間が無いと始まりません。逆に時間があれば自分自身の資質向上に貢献できます。
睡眠
睡眠時間が伸びました。2時間以上も増えたという程ではありませんが、睡眠の規則が整ったという方が大きいです。
オンラインゲームの特徴として皆が揃って一緒に遊べる時間は大体、深夜過ぎの遅い時間になります。
すると自然に夜中ゲームして翌朝に寝不足の状態で学校や会社に行くことになります。ただ、単純に一人で遊ぶゲームではまだ、自制が効くかもしれませんが多くの人が関わる事を考えるとなかなか断りにくい状況になりがちでしたので毎日に0時には寝るように心がけられるようになりました。
朝4、5時くらいまでやっていた事を考えると恐ろしいですね。
身体トレーニング
ゲームをやめると意識が他者にも向きますが、自分にも大きく向きます。今まで自発的にやったこともなかった筋トレを行うようになりました。
今までゲームでずっと、座ってばっかりでろくに運動もしていないだらしない体になってしまっていたので、やり甲斐のある体でしたね。
YouTubeで初心者が自宅トレーニングに必要な器具を調べ、Amazonで1週間ほど吟味して下記の3つを購入しました。
可変式ダンベル(フレックスベル 32kg)
この先ずっと使用する事を約束して、2kg毎可変出来る商品を購入しました。徐々に負荷を上げられたので可変式で良かったと思っています。
初めは片方6kgぐらいで使用していたダンベルも現在は22kgまでになりました。継続は力なりですが、まだまだです。
脚と胸のトレーニングに使用しています。
アジャスタブルベンチ(リーディングエッジ)
胸を鍛えるために購入したベンチです。可動域が広がるので購入してよかったですね。上記のダンベルを使って、ダンベルプレスをしています。1セット大体10回目標でやっています。自宅なので、パソコン作業等の合間に出来るのが良いです。
初心者なので傾斜はほとんど使っていませんが、買い直したくも無かったので初めから調整できる商品を購入しました。
チンニングマシン(バーウィング)
背中を鍛えるために購入した懸垂機です。
初めは1回すら出来なかった懸垂ですが、現在は10回は出来るようになっています。ワイドで出来るようになってからはきついワイド3,4回を1セットにやることが多くなりました。
健康管理
これだけ睡眠が規則的になったり筋トレを頑張るようになると、見た目だけじゃなくて健康を数値化して管理もしたいようになってきます。
今までつけてこなかった時計でしたが、Apple Watchを購入して、日々の健康管理にも気を使うようになりました。
よろしければこちらの記事もチェックしてみてください。
美容
肌質に気をつけて、洗顔・化粧水・乳液をするようになりました。
少しでも髪をオシャレにするために、普通の床屋さんから美容院へ通うようになりました。
髭剃りは面倒な事はもちろんですが、肌が荒れる原因でもあったので医療脱毛に通いました。現在は17回以上施術しており、ほとんど生えてきません。
ただ、通っている皮膚科では男性のVIOが無かったので、Amazonで脱毛機器を購入しました。髭脱毛は本当に痛みが凄かったので、冷却機能のあるPanasonic製品の物を最近試しているところです。
また、歯列矯正のクリニックにも通い始めて、一年でもかなり綺麗に並びました。残念ながら歯に移動する隙間がなかったので、上下4本矯正のために抜きました。
外交的
内面も外見もまだまだですが、外見に少しずつ自信がついてくると、現実世界での交流がしやすくなりました。
今までは、外出が嫌いで他人と会うことも結構面倒に感じていましたが、逆に自尊心が高まると他人と関わる機会が楽しみになってきました。行ったことのない合コンやデートにも行けるようになってきました。
他の人が経験する事を10年程遅く経験していますが、まだ間に合わないとは思っていません。
行動するなら今しかない!って思い努力できるようになったのが何より良かった点です。
まとめ
20年以上ゲームにのめり込んできて、現実世界での進歩がないことに気づいてゲームをやめられた事は本当に良かったと思っています。
可能であれば、もっと早く気がつけば良かったな〜と思うところですが「たられば」の話をしてもしょうがないです。今からでも未来の生活をより良くしていきたいと思っています。
何より現実世界に意識を向けられて、他人や自分への関心がより強くなるのが一番良い変化でした。ゲームにハマっている時は、ゲームが生活の中心でしたからね。
今後も自己成長はもちろん、交流を広げて人間として成長していきたいですね。
少しでも参考になるような事があれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。また遊びに来てくださいね。